フランス史10講 (岩波新書)
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ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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人気ランキング: | 36237 位
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参考価格: | ¥ 819 (消費税込)
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これは名著だ。
『フランス史10講』というから、通史的な啓蒙書を予想していた。フランス近代史の泰斗柴田三千雄の本だから、読んでみて損はないか、という軽い気持ちで読んだが、どっこい、これは名著であった。
近世におけるフランスの絶対王政のあり方については、国王の権力はどこまで絶対であったかという、おきまりのテーマがあるが、これに対しても、明確な回答を与えてくれる。
中間団体と社団についても、きちんと整理して区別している。これは名著だ。目から鱗が落ちた。世界史に興味がある者は、読まねば損だと思う。まさに、安直なタイトルで、損をしている本の典型だ。褒め過ぎかもしれないが、すばらしいの一語につきる。
良い感じ・・・でも
フランス史の本は、客観的に書かれない
傾向を感じていた。
フランス革命の理想に共鳴し
人民戦線に同情するといった類の本だ。
しかるにこの本は読みやすい。
普通に客観的である。
この本は悪くない。良いと思う。
にもかかわらず、
フランスの政治史は退屈だ・・・。
第三共和制とか、第四共和制とか
面倒くさい。
単なる通史以上の内容
コンパクトな新書にフランス史の「ツボ」を掴めるように書かれていて大変読み応えがありました。私的には、同著者の岩波セミナーブックス『フランス革命』を15年ほど前に読んで、当時まだ根強かったステレオタイプのフランス革命観が静かに打ち砕かれましたが、この本も期待を裏切りませんでした。
コンパクトなフランス通史
230ページとコンパクトな本のも関わらず、フランス史の大まかな流れを掴むにはいい本である。ただ全くの初心者が読むには少し苦労するかも。高校の世界史レベルから大学教養レベルにStep・Upしたい人には大変有益な本です。個人的には筆者の専門であるフランス近代史(アンシャンレジームから第三共和制)の章がわかりやすく、フランス革命についてはJ・ルフェーヴルを下敷きにして抵抗勢力、変革主体、民衆運動の三極構造の関わりで説明してる点が興味深かった。
読みやすい通史。
フランス史10講というタイトルなので、フランス史の中から著者が10のエピソードを選んで解説した一冊と思い読んだところ、実際はフランス史入門の通史でした。類書は多くあるが新書で手軽に読める本です。
各講の冒頭に年表があり、その講が扱う時代が分かる構成になっている。入門書なので図版がもう少し多いほうが良いとは思う。巻末に参考文献が紹介されているのには好感が持てた。
ただし、通史なので特定の時代を深く知りたい人には向かない一冊です。星4つとしたのは書名から本の中身が通史と判断できない点です。
岩波書店
ドイツ史10講 (岩波新書) フランス7つの謎 (文春新書) フランス革命―歴史における劇薬 (岩波ジュニア新書) フランス三昧 (中公新書) 英仏百年戦争 (集英社新書)
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