ボーダー親被害等に苦しんだ方へ
?周りに迷惑な人がいる人で、すでに対策本を何冊も読んだ人に一番おすすめ?
「自分がカウンセリングにいきたい」と思っている人や、「自分はACだ」と思っている人、
人格障害と思われる他人について「理解したい」「どうにかしてあげたい」と思っている
段階の人にはこの本は 無責任で突き放したようにしか受け止められない可能性があります。
私も周囲にボーダーと思われる人がいて、その人に苦しめられたと思い、散々いろんな
心理学の本をよんだ結果 最近「めんどくさい」と思うようになってきました。
めんどくさいと思えるってことはきっとすでに癒されてるかもしれませんが、それでも
まだその「迷惑な人」に対してのわだかまりがゼロではないのでこの本を読んでみたところ
すごく元気になれました。
そいつは私に影響を及ぼす距離にいない今ほっとけばいいや。
そいつのせいで私の性格にも何かゆがみが・・とかってのは 私の勝手で便利な
思い込みかもしれないわ
?本人が何かしらの【セラピー】を求めて読む場合?
本物のうつ病の人にはこの本の治療法はあてはまりません。
ただ、周囲に”「なまけ病」と思われてつらい最新のうつ”の人はもしかしたら
半分くらいはこの本で治るかもしれません。
自分が「最近うつっぽい」「でもまだ自分は精神力でなんとかなるかもしれない」と
思えている人ならまだまだここで引き返せるかもしれません。下手に心療内科に行って
「病名」をつけらると、その病名に甘えて本当の病になってしまう
ことも多いそうです。
本当のうつ病は本すら読めない（by知り合いの医者）と聞きましたので、もしかして
「精神力で」とか思えているうちはこの本がちょっと刺激は強いけど効いちゃうかも
しれません。しかし、何冊か先に心理学の本を読んだあとに読んだほうが理解しやすい
かも・・。
基本的には、本人より周囲の人に向いている本です。
既成観念にとらわれなくなる
この本は、今までの心理学の常識に、喰ってかかる内容になっている。「今の不幸は子供時代の育ち方が原因だ」なんて、ナンセンス。
昔の問題をほじくりまわすより、今の問題に目を向けた方が
いいというのだ。
そりゃそーだよな。 「セラピーは時間がかかるもの」って常識と問う。
著者は、最初の一時間で効果が無ければ、
ずっと効果がないだろうと言う。
何だか潔い♪ 「潜在意識」に頼りすぎるのも、考え物。
何でも潜在意識のせいにできるもんね。
で、よくわかんない、ということで逃げられるもんね。 今まで、自分の問題を、大きくしすぎてたんだよなー、と
つくづく思える一冊。 もっと気楽にいこう、と読んだあと、スッキリします。
極めて「常識的」な本
心理療法にありがちな考え方＆価値観を、辛らつなユーモアを基調に次々と論駁していく作品。あとがきにある、『わたしが本書で主張してきたこと、それは、「表面的ではダメだ」と言って得をするのはセラピストだけということである』という文章が端的に表しているように、個々の人間を「特別」で「複雑」で「深遠」だと捉える方向に傾きがちな心理療法の世界に対して、強烈に異議を唱える極めて「常識的」な本である。ともすると自分自身のことを「特別」だとか「複雑」だとか「深遠」だとか考えがちで、かつ生きていくことに困難を感じている僕のようなタイプの人には、最適の本である。
とにかく痛快
☆カウンセリングや相談業務に携わっている人に是非読んでもらいたい本
理由は？
面白いから！！
なぜって・・・・自分達が毎日使っている手法が
実は、本当にクライアントのためになっているのかという事を振り返るのにとてもためになると思うから。 辛辣な言葉は、実はクライアントへの深い思いやりの表れであり著者の人間性の昇華なのだろうと思われて心地よい。
アスペクト
心という不思議―何をやっても癒されない (角川文庫)
本当は不気味で怖ろしい自分探し
何をやっても癒されない
私たちはなぜ狂わずにいるのか (新潮OH!文庫)
病んだ家族、散乱した室内―援助者にとっての不全感と困惑について (シリーズケアをひらく)
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